ざくろ口

柘榴口。江戸時代の銭湯の浴室(湯舟)への入口。蒸気浴と温湯浴を組み合わせた戸棚風呂の引戸の開閉が不便だったため、入口を開放し、湯気が外部に逃げるのを防ぐため入口を低くしたもの。かがんで入ることから「かがみ入る」と「鏡鋳る」のしゃれで、鋳造した鏡を磨くのに柘榴の酢を用いていたことによるものとの説がある。

↓ これが“ざくろ口