ケロリン桶

湯桶の広告を媒体に、頭痛薬の宣伝を試みた始まりが1963年。睦和商事という会社がPR桶として旅館などには無償で配布、銭湯にも安価で提供した。これは衛生上の問題から湯桶を木製から合成樹脂に切り替えるよう、保健所が各銭湯に指導をはじめた時期と一致する。多くの銭湯でケロリン桶を見かける理由は、安さと衛生的で丈夫で長持ちすることにあるらしい。
現在では「ビオレU」等、いろいろな企業の広告の入った桶や、そのお風呂屋さん独自の桶等もよく見かける。