風呂屋の湯は熱い?

確かにお風呂屋さんの湯舟の湯温は、家庭風呂に比べると高い場合が多い。風呂屋は浴室が大きく、室温を保つ目的もあると考えられる。ただ家庭風呂で熱い湯にすると狭いためにすぐのぼせてしまう。そこで低い湯温にならざるをえないという逆説もありうる。室温が高くても広くて息苦しさが無く、熱い湯に浸かれるから銭湯がぬくもるということもある。
関東に比べてかなり低いと言われる関西のお風呂屋さんで、だいたい42℃位であるから、家の風呂に慣れた人が銭湯に行くとかなり熱いと感じるであろう。特に子供は“ぬる湯”を好むらしく、熱い湯舟は敬遠されているようである。ただ、最近ではお風呂屋さんも家庭風呂客をゲットしようと、湯舟の温度を下げたり、数種類の温度浴槽を設けるなど努力している所もある。“ねこ舌”いや“ねこ肌”の人も一度ためしてみては?